日本語を学び始めた人々が、まずぶつかる大きな壁とは?

未分類

日本に、日本人として生まれて数十年…

当たり前のように日本語を毎日話しています

正しい日本語ですか?と聞かれたらさすがに「はい」と即答はできないですが…

言葉は意思疎通が第一の目的なのでまずは通じる、通じ合うことが必要ですよね

答えが多数あるって、大変なこと!

数字

最近、日本語を学び始めた人に質問されました

それには答えが無数にありました

なのによく考えてみたら、説明できるようなルールがないな~と気付きました

何の事を言っているの? と、お思いですよね

日本語での物の数え方は、かなり難しい!

英語の場合

単数(1個)には「a」を単語の前に付ける

複数だったら「s」または「es」を単語の最後に付ける

と分かりやすいルールがあります

日本語の場合

まずは個数に対して…

物:1個、2個、3個、4個、5個(いっこ、にこ、さんこ、よんこ、ごこ)

または、(ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ、いつつ)など

人:1人、2人、3人、4人、5人(ひとり、ふたり、さんにん、よにん、ごにん)

動物:1匹、2匹、3匹、4匹、5匹(いっぴき、にひき、さんびき、よんひき、ごひき)

そして種類に対して…

日にち:1日、2日、3日、4日、5日(ついたち、ふつか、みっか、よっか、いつか)

加えて、(「8日 ようか」「9日 ここのか」「10日 とうか」「20日 はつか」など

分:1分、2分、3分、4分、5分(いっぷん、にふん、さんぷん、よんぷん、ごふん)

スティック状の物:1本、2本、3本、4本、5本

(いっぽん、にほん、さんぼん、よんほん、ごほん)

イライラ、キ~ッ!となって、一旦あきらめるらしい

数え方自体は1からずっと変化しない

本:1冊、2冊、3冊(1さつ、2さつ、3さつ)

紙:1枚、2枚、3枚(1まい、2まい、3まい)

などは、変化する物に比べれば少しは楽かも知れませんが

それ以前に「数え方の多さ」に泣きたくなるようです

日本語ネイティブの私でも感覚で話している

車を見て、1台、2台、3台…

階段を見て、1段、2段、3段…

無数に出てきますよね

たんすの数え方、1棹、2棹、3棹…

うさぎの数え方、1羽、2羽、3羽…

なんてなってくると私も自信がなくなってきます

すべて完璧は無理なので楽しく会話しましょう!

今回わたしも発見が多く、改めて言葉は興味深いと思いました

人々を笑顔にするツールとして楽しく話せるといいと思います

では、みなさま Have a wonderful day !!!

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました